Zucchiniがこんなに大きくなったよ~!!!

安全で安いお野菜を食べたい一心で始めた家庭菜園、今や我が家のベランダはアマゾンの熱帯雨林も顔負けの成長振りです。ジャガイモはダンボウルに種芋を五個植えたため、横スペースが足りないせいか、葉と茎が伸び放題…。昨日の“散髪”はこれで二度目です。葉が黄色くなって、枯れてきたら収穫できると、ベテランの方がホームページでおっしゃっておりましたが、葉と茎だけが異様に成長して、栄養が芋に行かず、葉と茎だけにどんどん吸い取られているのではないかと、まあ、そんな心配がないわけでもないのですが…。


…とまあ、ご覧の通りです…。これは二度目の“散髪”前の姿です。普通、こんなに背、高くならないような気がしないでもありませんが…。とにかくこのまま葉が枯れていくまで様子を見てみることにします。

それにしても驚くべきは我が家のズッキー二!!! アマゾン川の両岸の生い茂った深い熱帯雨林を想像させる迫力があるなぁ~、と…。 



これも旦那の毎日の心のこもった世話のおかげとしか言い様がないっ!

昨日水遣りに出た旦那が興奮して“カメラ持ってきて~っ、花が咲いてるよっ!!!”といったときにゃ~、私まで興奮して急いでデジカメを持ち出しての写真撮影。まるで親ばかな私達ですが、でもそれはそれは本当に感動的な瞬間でした。それが一つだけでなく、何十個もの黄緑色の蕾みをみつけたときにゃ~、本当に涙もんですぅ~~~っ!!! 


他の“子たち”もすくすく育ってます。ニンジンも、えんどう豆も、とうもろこしも(うちの旦那は台湾人で、とうもろこしのことをいつも“もうとろこし”と言ってしまうのですが…。本人はとっても努力してます。でも、とうもろこしっていいにくいみたいね…。そこがちょっとかわいいけど。はは~)、ねぎ、他のハーブ等、どんどん“らしく”なってきましたよ~。

 

 











食べられる日がとっても楽しみ。



とまあ、うちの子達は元気に元気にすくすく成長してます。これもぜ~んぶ旦那が毎日毎日念入りにお世話してるからです。虫がついたといっては網を張ってやったり、虫除けの装置をとりつけてやったり、余念がありません。会社から帰ってきて、服を着替えると、私が晩御飯を作っている間中一生懸命うちの子達の相手をしてやってます。おかげで、最近虫の害がどんどん減ってきて、なんとかなってます。

植物のような素直な生き物って育ち甲斐がありますよね。水をやれば大きくなる。そして“お世話してくれてありがとう”とでもいうように、そのうち花をつけ、実をつけ、喜ばせてくれる。人間のEgoと言えばそれまでですが、それ以上の何か暖かいものが心の中にじわぁ~っと広がっていくのを感じますね。裏切らないからどんどん尽くしていけるし。ある意味それがやっぱり人間の本質なのではと…。見返りがあると頑張れるんですよね、結局は。成果がみえるとどんどん前に進もうって意欲がでてくるし。だから、植物を育てると“癒される”って言うんですよね、きっと。それもいいかな、と。現実の世界ではそう単純じゃないから。それはそれで、見返りを求めない心を養うのにいいものかもしれないけれど…。見返りがなくても誰かに優しくするとか、結果が見えなくても信じて頑張るとか、そういうことも大事だと思います。でもそればっかりでは心がさびしくなっていく。やさしくされて初めて、人にやさしく出来るのだと思うし、人に愛されているから、人を愛していけるのだと思うんです。実体験のないことって、人間には本当に理解できないものだと思うんですよね。だから、ある意味、植物との間に交わされる素直な“Communication”が本当は人間と人間との間でも成立したなら、どんなにか素敵でしょうね。

私も最近思うんですよ…。自分が疲れてくると、とげとげしちゃって。なんでもないことなのにいらいらしちゃって…。自分しか見えなくなる。心に余裕がなくなってくると、人にやさしく出来ないんです。なんか地雷的な感じ…。些細なことでも怒りたくなる。相手が自分によくしてくれたことがどんどん見えなくなってきて、自分が中心になるから、何か自分に嫌なことが起こるとそればっかり頭の中で反芻する…。言葉にも寛容さが欠けてくる…。冷たいツララのような、いつ落ちて刺さるか分からないものがある。分かっていながら、どんどんそんな渦に引き込まれていく…。そんなとき、ああ、自分に余裕がなくなってきてるなぁって気づくんですよね。ちょっと“休まなきゃなぁ”って…。それと植物って関係ないように見えるけど、ちょっとあるんです。

植物って素直っていいましたよね。そこだと思うんですよ。“自己”ってものがないから、今日は気分がいいからもっと大きくなってやろうとか、今日は寝不足で気分が優れないから、枯れてやるとか、そういう自己中心でわがまま勝手な心がない分、愛を注いだら注いだ分だけどんどん大きくなってくれる。たまに虫にやられ始めたりなんかすると、本当に“早く助けて~!”って助けを求める声が聞こえてきそうな素直さ。弱いときは弱く、かといって強い風に二日連続で吹きさらされてもまだ強く生きていたり、何と言っていいか分からないけど、そんな素直さ、強さ、柔らかさをもって、私もうちの旦那に接していけたら、きっと彼ももっと幸せと安らぎを感じていけるんではないかなぁ、なんて思うんですよね。

あまりにうちの子達が素直に成長してくれるから、旦那も懸命に世話をしてやっているんだと思うんです。かわいくて仕様がないですもの、あんなに素直に自分の尽くした心に答えてくれてたら。それを見ていて、かなり反省するところがあったわけです。旦那はいつも私に優しい。自分がとても疲れていて、どうしようもないときは人間だからちょっとぶすっとしてることはあっても、基本的に私に辛く当たることはないです。一方、私はというと、自分が疲れてきて、余裕がなくなってきて、視界が狭くなると、まるで世界中の誰も彼もが私の気持ちを分かってくれない気がすまないようなところがあって、普段は結構穏やかでも、無口になったり、ぶすっとしてたり、言葉が荒くなったり、本当に自己中といえばその通りなんですよねぇ…。それで疲れている彼に安らぎを与えてあげたいなんて、自分でも笑えてくるほど、かなりのHypocrateだなぁ~、と…。恥ずかしいです…。心が神様から自分にShiftしてくると、こうなっちゃんです、私って…。

でも、植物を一生懸命にお世話している旦那をみていると、この人と一緒になって良かったって本当に思います。たまに何か事件がおきたとき、結構シビアで突けはなしたようなコメントを言うことがある彼ですが、心のそこはすごく繊細でやさしいから、こうして植物を毎日、毎日丹念にお世話していけるのだと思います。そういう心があるひとだから、一緒になってよかったと思います。私なんかより、彼のほうが何倍も優しい心を持ってると思うんです。それが悔しくもあり、恥ずかしくもあり、そして幸せでもあるわけですが…。のろけじゃありません…。(…、のろけですか、やっぱり。ははは~。)とにかく、そんな生活の中の一こまにも、どんどん成長していくうちの子達を見ていても、沢山心に感じるものがあり、自分はまだまだ未熟だなぁ、と思わずにいられない今日この頃…。テストが終わって、暇ができたらやさしくなってあげる、じゃだめなんですよね。人の心って、タイミングをはずしちゃうともう二度と戻らないものだと思います。それが怖くもあり…。しかも、そのタイミングっていつかは分からないから怖いですよね。だから、私も彼が心をこめて植物達をお世話するように、私も心をこめて彼との生活、そして私達の家庭を大事に育てていく努力をしなきゃなぁ、と改めて教えられました。

人間、いつまで経っても賢くなれない生き物ですが、だからこそ、素直ささえあれば無限に成長していけるかわいい生き物なのではないかと思います。そこが、神様がどんなにImperfectでも、どんなにばかなことばかりを繰り返しても、こんな私達を愛してくれる理由なのではないかなぁ、とちょっと思いました…。





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